舌側矯正は、文字通り、歯の裏側から矯正歯科装置を取り付けて歯並びや咬み合わせの改善を行う矯正歯科治療の方法です。舌(ベロ)側から装置を付けるという意味の言葉です。
最大の特徴は、表側からは装置が見えず、周囲に気付かれずに矯正治療を進められることで、近年、矯正歯科治療の中でも「見えにくい矯正」「気付かれにくい矯正」として、普及が進んでいる人気の治療方法です。
▲ご職業により
このような方へ舌側矯正はおすすめです
- 他の人に矯正装置を見られたくないけど、歯並びは治したい方
- 仕事柄、装置が見えては困る方
- 装置が見えることで矯正治療をあきらめていた方
- 出っ歯の方(装置の厚みが前へ出ないため)
- 結婚式などのイベントを控えている方
- 治療中にホワイトニングを希望される方
発祥と歴史
矯正歯科はアメリカが発祥ですが、舌側矯正は、1970年代にかけて、日本人の先生が日本で初めに開発されて世界に発信された治療方法です。
当初は、良い治療結果を出せる医院があまりありませんでしたが、先駆者の先生方や矯正歯科医とメーカーの努力により、現在では、良好な治療結果が得られています。
舌側矯正は、日本の他、ヨーロッパ、アメリカで多く治療が行われています。
メリット・デメリット
舌側矯正のメリット・デメリット(利点・難点)は、以下のページで詳しく紹介しております。
装置の種類
現在、舌側矯正は、オーダーメイドシステムのカスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)やカスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(ハーモニー)が主なメーカーとしてあげられます。
詳しくは、舌側矯正の種類のページをご覧ください。